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職員の女性トイレ使用制限を認めた人事院判定は違法とされた
憲法・行政
性同一性障害の診断を受けた経済産業省の職員が、職場の女性トイレの使用を一部の階に限られていた事案。この扱いを改めるよう求めた要求を退けた人事院の判定を、最高裁は違法と判断しました。 -
定年後再雇用で基本給が半額以下に 最高裁が審理を差し戻した理由
労働
定年後に再雇用された教習指導員の基本給が定年時の半額以下になった事案で、最高裁は、基本給や賞与の性質・目的と労使交渉の経緯を検討しないまま待遇差の一部を不合理とした高裁判決を破棄し、審理を差し戻しました。 -
国の裁決で取り消された不承認を、知事は維持できるのか
憲法・行政
辺野古の埋立てに関する設計変更を承認しなかった沖縄県知事に対し、国土交通大臣が出した是正の指示は適法か。最高裁は、不承認を取り消す裁決が出た後の知事の義務という観点から、県側の上告を退けました。 -
義務のあることを求めても強要罪になり得るのか
刑事
保育所に出す就労証明書の作成を会社に繰り返し求めた労働組合員が強要未遂罪に問われた事件で、最高裁が高裁判決を破棄し、審理をやり直させた事例。 -
臨時国会の召集が遅れても議員は国に賠償を求められない
憲法・行政
野党議員が憲法53条に基づいて臨時国会の召集を求めたのに、内閣が約3か月応じなかった。召集を求めた議員は国に損害賠償を請求できるのか。最高裁は請求できないと判断した。 -
自分の事件の証拠を他人に隠滅させたら罪になるか 最高裁の判断
刑事
罪を犯した本人が、他人をそそのかして自分の刑事事件の証拠を隠滅させた場合に、証拠隠滅罪の教唆犯が成立するかについて、最高裁が成立を認める従来の立場を確認した決定。裁判官1人の反対意見が付いています。 -
著作物でない楽譜の丸ごと模倣に賠償責任を認めた最高裁
IT・ネット
著作権法では保護されないバンドスコアを細部まで模倣し、無料公開して広告収入を得ていた行為について、最高裁が営業上の利益を侵害する不法行為に当たると判断した事例。 -
土地の一部を守るために全部の処分を止められるか
不動産
土地の一部分を時効で取得したと主張する人が、その土地全体を売られないよう仮処分を求めた事件。最高裁は、一部分だけを切り分ける登記ができない事情があるかを調べずに申立てを退けた高裁の判断を破棄し、審理をやり直させました。 -
差戻し後の裁判で犯人かどうかを判断し直せるのか
刑事
量刑が不当だとして高裁が事件を地裁に差し戻したとき、やり直しの裁判で被告人が犯人かどうかをもう一度判断し直せるのか。最高裁は、犯人だとした点にも高裁の判断の拘束力が及ぶと判断しました。 -
人身傷害保険の3000万円は加害者への賠償額から全額引かれるのか
相続・家族
交通事故の遺族が、被害者自身の自動車保険から先に3000万円を受け取っていた事案。最高裁は、この3000万円を加害者への賠償請求額から全額差し引いた高裁の判断を改め、差し引ける範囲は限られるとした。